9月は食品4,531品目が値上げ|今すぐ始められる光熱費・食費の節約術【北海道版】
9月から、ハム・ソーセージ、冷凍食品、調味料、飲料など、私たちの生活に欠かせない食品が一斉に値上げされます。
帝国データバンクの調査によると、2026年9月に値上げが予定されている飲食料品は4,531品目。単月で4,000品目を超えるのは約3年ぶりで、家計への負担はさらに大きくなる見込みです。
食品だけでなく、電気・ガス・灯油、日用品、物流費など、暮らしにかかわるさまざまな費用が上昇しています。「もう削れるところがない」と感じているご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、値上げの最新状況を確認しながら、今日から始められる食費の節約術と、北海道の家計に大きな影響を与える電気・プロパンガス・灯油などの光熱費を見直す方法を分かりやすく紹介します。
2026年9月は食品4,531品目が値上げ
帝国データバンクが食品主要195社を対象に行った調査では、2026年9月の値上げ予定品目数は4,531品目に達しました。8月の2,311品目から約2倍に増え、秋の食卓を直撃する大規模な値上げとなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2026年9月の値上げ予定 | 4,531品目 |
| 2026年8月の値上げ | 2,311品目 |
| 8月の平均値上げ率 | 15% |
| 2026年中に判明した値上げ | 18,347品目(11月まで) |
※品目数は各社発表に基づく帝国データバンク調査。価格据え置き・内容量減少による実質値上げを含む場合があります。
月別 食品値上げ品目数の比較
8月の値上げカテゴリー内訳
こうした商品は毎日の料理で使用する機会が多いため、1品あたりの値上げ額が小さくても、買い物全体では大きな負担増につながります。
なぜ食品の値上げが止まらない?主な4つの原因
食品価格の上昇は、一つの原因だけで起きているわけではありません。原材料、エネルギー、物流、包装資材など、製造から店頭に並ぶまでのあらゆる段階でコストが上昇しています。
値上げ要因の割合(食品主要195社・複数回答)
原因 ①
原材料価格の上昇
値上げ要因の90.9%を占める最大の原因。小麦・食用油・砂糖・肉類・水産物などの価格上昇が、加工食品や調味料・菓子・パンなど幅広い商品に波及しています。
原因 ②
エネルギー・包装資材費の上昇
原油・ナフサの価格上昇が、工場のエネルギー費だけでなく食品トレー・包装フィルム・ペットボトルなど石油由来の資材価格にも影響(64.0%)。
原因 ③
物流費と人件費の上昇
燃料費・ドライバー不足・人件費の上昇により、物流費を理由とした値上げは65.8%。製造から配送まですべての段階でコストが増加しています。
原因 ④
円安と異常気象
輸入原材料や燃料は円安で仕入れ価格が上昇。猛暑・干ばつ・豪雨などの異常気象は農産物・水産物の収穫量に影響し、価格をさらに押し上げます。
これらの要因は短期間で解消することが難しく、今後も値上げが断続的に続く可能性があります。だからこそ、我慢だけに頼るのではなく、買い方・使い方・契約先を見直すことが重要です。
今すぐ始められる食品の節約術7選
食事の量や栄養を極端に減らす方法は長続きしません。まずは、食品ロスと「何となく買い」を減らすことから始めましょう。
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1買い物前に冷蔵庫と在庫を確認する買い物前に冷蔵庫・冷凍庫・食品庫をスマートフォンで撮影しておくと、同じ商品の重複購入を防げます。使い切りたい食材を先に決めてから献立を考えるのも効果的です。
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21週間分の献立を大まかに決める主菜だけでも1週間分を決めておくと、必要な食材が明確になります。買い物の回数を週1〜2回にまとめるほうが、予定外の購入を抑えやすくなります。
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3値引率ではなく「100g・1個あたり」の単価を見る大容量品が必ずお得とは限りません。100gあたり・1個あたり・1食あたりの単価を比べましょう。使い切れず捨ててしまえば節約にはなりません。
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4冷凍保存を活用する肉・魚・きのこ・ねぎ・油揚げ・ご飯・食パンなどは、使いやすい量に分けて冷凍。購入日と品名を書き、古いものから使う仕組みをつくると管理しやすくなります。
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5プライベートブランドや代替食材を選ぶ調味料・冷凍食品・缶詰・飲料などはPBに置き換えることで支出を抑えられます。肉の一部を豆腐・厚揚げ・卵に替えるなど、栄養を保ちながら食材を組み替えるのも有効です。
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6外食・コンビニ利用に月の上限を決める「月○円まで」「週○回まで」と先に枠を決めると、無理なく管理できます。飲み物や昼食を持参する日を週に数回つくるだけでも効果があります。
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7家計簿は細かく分けすぎない「スーパー」「外食」「コンビニ」の3項目程度に分け、週1回確認するだけでも支出の傾向が見えてきます。記録の負担を減らすことが長続きのコツです。
今すぐ始められる光熱費の節約術
食費は毎日の満足度や健康に直結するため、大幅に削るのが難しい支出です。一方、光熱費は使い方だけでなく、料金プランや契約先の見直しによって、生活の質を落とさず節約できる可能性があります。
電気代:待機電力と家電の使い方を見直す
- ✓ エアコンのフィルターを月1〜2回清掃する
- ✓ 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎず、冷気の通り道をつくる
- ✓ 冷蔵庫の設定温度を季節に合わせて調整する
- ✓ 長時間使わない家電は主電源を切る
- ✓ 照明をLEDに替え、不要な部屋の照明を消す
- ✓ 炊飯器の長時間保温を避け、まとめて炊いて冷凍する
ガス代:給湯温度とお湯の使い方を見直す
- ✓ 食器洗いの給湯温度を必要以上に高くしない
- ✓ シャワーを流しっぱなしにしない
- ✓ 家族が続けて入浴し、追い焚きを減らす
- ✓ 鍋底から炎がはみ出さないように火力を調整する
- ✓ 鍋にふたをして加熱時間を短くする
プロパンガスは料金が事業者ごとに異なります。現在の検針票を確認し、料金シミュレーションで比較することが大切です。
灯油代:配達方法と契約を見直す
北海道では、冬の灯油代が家計に大きく影響します。暖房を無理に我慢するのではなく、効率よく使い、購入条件を見直しましょう。
- ✓ ストーブや暖房機器のフィルターを定期的に清掃する
- ✓ 厚手のカーテンや断熱シートで窓からの冷気を抑える
- ✓ 使用していない部屋の暖房設定を見直す
- ✓ 扇風機やサーキュレーターで暖かい空気を循環させる
- ✓ 都度注文ではなく、灯油定期配達の料金・特典を確認する
- ✓ プロパンガスや電気とのセット割引を比較する
灯油は1Lあたり数円の差でも、年間使用量が多い北海道のご家庭では年間の差額が大きくなります。
食品と光熱費を合わせて見直すと年間いくら節約できる?
無理のない範囲で、毎月の食費と光熱費を少しずつ見直した場合の一例です。
| 見直し項目 | 1か月の節約目安 | 年間の節約目安 |
|---|---|---|
| 食品ロス・重複買いを減らす | 2,000円 | 24,000円 |
| 外食・コンビニ利用を調整 | 2,000円 | 24,000円 |
| 電気・ガスの使い方を改善 | 1,000円 | 12,000円 |
| プロパンガス・灯油の契約を見直す | ご家庭の契約・使用量による(個別に試算) | |
| 合計(契約見直し分を除く) | 5,000円 | 60,000円 |
月5,000円の見直しで
年間 60,000円
の節約につながります
大切なのは、一度に大きく削ることではなく、効果が続く仕組みをつくることです。
※上記は節約方法を具体的にイメージするための試算です。実際の節約額は世帯人数、現在の支出、住宅設備、使用量、契約内容によって異なります。
北海道の光熱費は「使い方」と「契約先」の両方を確認
節電や節湯はすぐに始められますが、それだけでは節約できる金額に限界があります。毎月の基本料金や1単位あたりの料金が高い場合、使い方を工夫しても負担が下がりにくいことがあります。
特に北海道では、冬に灯油やプロパンガスの使用量が増えるため、本格的な暖房シーズンを迎える前の9月は契約を確認するのに適した時期です。
確認するポイント(3つ)
- ▶検針票で基本料金と単価を確認する
- ▶過去1年間の使用量と支払額を確認する
- ▶灯油・プロパンガス・電気のセット割引を比較する
中和石油では、北海道の暮らしに合わせて、プロパンガス、灯油定期配達、電気をまとめて相談できます。現在の料金が高いか分からない方も、まずは料金シミュレーションで比較してみてください。
まとめ:値上げの秋は「食品ロス削減」と「光熱費の見直し」から
- ▶2026年9月は4,531品目の食品が値上げ予定
- ▶値上げの主な原因は、原材料高・物流費・包装資材費・原油高・円安
- ▶食費は在庫確認、献立づくり、単価比較、冷凍保存で無理なく削減
- ▶電気・ガス・灯油は、使い方に加えて料金プランと契約先も確認
- ▶月5,000円の見直しでも年間では6万円の節約につながる
- ▶北海道では暖房シーズン前の9月が光熱費を見直す好機
帝国データバンク「食品主要195社 価格改定動向調査」(2026年7月31日発表)
資源エネルギー庁「省エネポータルサイト・無理のない省エネ節約」
総務省統計局「家計調査」
※値上げ品目数・割合は調査発表時点のものです。今後、各社の発表により変更される場合があります。






