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2026年冬「北海道の灯油代はいくら上がる?」現在の状況では値上りの可能性が濃厚。下がることは考えにくい。

北海道で暮らす私たちにとって、灯油は冬の生活を支える大切なエネルギーです。しかし、2026年の灯油価格は昨年より大幅に高く、「この冬の暖房費はいくらになるのだろう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

灯油価格は原油価格や為替、国の支援策、物流費などの影響を受けます。消費者が価格そのものをコントロールするのは難しく、今後さらに値上がりする可能性や、高い水準が続くことも想定して家計を考える必要があります。

そこで今回は、北海道の灯油価格が昨年と比べてどの程度上がっているのか、戸建て住宅では負担がいくら増えるのかを具体的に試算します。あわせて、灯油代を大きく変えられないときに検討したい「プロパンガス会社の見直し」について解説します。

>>>中和石油のセット契約

北海道の灯油価格は前年より1Lあたり20円以上上昇

北海道消費者協会が発表した2026年9月の調査によると、北海道の灯油平均小売価格は1Lあたり147.58円でした。前年同月の127.13円と比べて20.45円、率にして16.09%の値上がりです。

2025年9月 2026年9月 前年との差
北海道の灯油平均価格 127.13円/L 147.58円/L +20.45円/L

北海道の灯油平均価格比較 2025年9月 vs 2026年9月(単位:円/L) 0 40 80 120 160 円/L 127.13円 147.58円 2025年9月 2026年9月 +20.45円 (前年比+16.09%) 2025年9月 2026年9月
出典:北海道消費者協会「令和7年・8年9月 灯油・ガソリン・LPガス価格調査結果」

2026年9月時点では5か月連続で147円を超え、過去最高に近い高値水準のまま灯油の需要期を迎えています。今後の価格を断定することはできませんが、少なくとも「すぐに昨年の水準まで下がる」ことを前提に家計を組むのは難しい状況です。

※価格は100L以上の宅配価格を基本とした全道平均です。地域、購入量、契約条件、配達方法によって実際の価格は異なります。

北海道の戸建て住宅では昨年よりいくら負担が増える?

灯油価格が1Lあたり20.45円高い状態で続いた場合、年間の灯油使用量ごとの負担増は次のようになります。

年間灯油使用量 昨年より増える金額の目安
1,000L 約20,450円
1,500L 約30,675円
2,000L 約40,900円
2,500L 約51,125円
3,000L 約61,350円

年間灯油使用量別・前年比負担増の目安 価格差 20.45円/L が続いた場合(単位:円) 0 1万 2万 3万 4万 5万 6万 1,000L 1,500L 2,000L 2,500L 3,000L 約20,450円 約30,675円 約40,900円 約51,125円 約61,350円 ← 年間2,000L使用の目安
試算:価格差20.45円/L × 年間使用量。実際の使用量は住宅環境等により異なります。

たとえば、暖房や給湯などで年間2,000Lを使用する戸建て住宅なら、昨年と同じ量を使っても年間約40,900円の負担増です。使用量が2,500Lなら約51,125円、3,000Lなら約61,350円増える計算になります。

実際の使用量は住宅の広さや断熱性能、家族構成、暖房・給湯設備、冬の気温によって大きく異なります。まずは前年の灯油購入明細や納品書を確認し、年間使用量に「20.45円」を掛けてみると、ご家庭のおおよその負担増を確認できます。

灯油代は節約だけでは吸収しにくい

室温設定を見直す、厚手のカーテンを使う、窓の冷気対策をする、暖房機器を定期的に清掃するといった工夫は大切です。しかし、北海道の冬に暖房を無理に我慢することはできません。

年間2,000L使う家庭が今回の値上がり分約4万円を使用量だけで吸収するには、前年より約277L、13%以上も灯油の使用量を減らす必要があります。住宅設備を大きく変えずに達成するのは、簡単ではありません。

灯油は販売会社による価格差があるものの、原油価格や仕入れ価格など共通の影響を強く受けます。そのため、灯油の節約だけに集中するのではなく、家庭全体のエネルギー料金を見直すことが重要です。

灯油代を変えにくいなら、プロパンガス料金を見直す

北海道の戸建て住宅では、暖房や給湯に灯油を使い、キッチンにプロパンガスを使っているご家庭も少なくありません。

灯油価格そのものを下げることが難しい場合は、毎月支払っているプロパンガス料金に見直しの余地がないか確認してみましょう。

北海道消費者協会の2026年9月調査では、プロパンガス5㎥使用時の全道平均料金は7,352円でした。一方で、調査された料金には3,500円から10,194円まで大きな差があります。設備条件などが異なるため単純比較はできませんが、同じ使用量でも契約する会社や料金プランによって支払額が違う可能性があります。

プロパンガスは自由料金であり、会社ごとに基本料金や従量単価、サービス内容が異なります。現在の契約を確認し、地域で料金体系が分かりやすく、納得できる価格の会社を探すことが、冬の家計負担を抑える現実的な選択肢になります。

プロパンガス会社を比較するときの5つのポイント

1.基本料金と従量単価を確認する

請求書や検針票で、毎月固定でかかる基本料金と、使用量に応じてかかる従量料金を確認しましょう。「総額が安い」だけではなく、何にいくら支払っているかを見ることが大切です。

2.同じ使用量で見積もりを比較する

現在の月間使用量を伝え、複数社に同じ条件で見積もりを依頼すると比較しやすくなります。冬だけでなく、年間を通した支払総額で確認しましょう。

3.設備料金や契約条件を確認する

2025年4月から、LPガス料金は基本料金・従量料金・設備料金の区分を分かりやすく示す新しいルールが施行されています。給湯器などの設備費が料金に含まれていないか、解約時に精算が必要な契約がないかも確認しましょう。

4.安さだけでなく対応力も比べる

ガスは毎日の暮らしに欠かせないエネルギーです。緊急時の連絡体制、保安点検、故障時の対応、地域での配送・サポート体制まで確認して選びましょう。

5.灯油や電気とのセット契約も確認する

灯油、プロパンガス、電気をまとめることで割引が適用される場合があります。ただし、セット割だけで判断せず、それぞれの料金と年間総額を確認することが重要です。

プロパンガス会社を切り替える前の注意点

持ち家の戸建て住宅であれば、原則としてプロパンガス会社を選ぶことができます。ただし、現在の契約に設備の貸与契約や解約時の精算条件が設定されていることがあります。契約書を確認し、不明な点は現在のガス会社と切り替え候補の会社の双方に確認してください。

賃貸住宅や集合住宅では、入居者が個別にガス会社を変更できないケースが一般的です。その場合は、大家さんや管理会社への確認が必要です。

また、最初の料金だけが安く、後から大きく値上がりしないかも重要です。料金改定の考え方や通知方法について、契約前に確認しておくと安心です。

家庭全体のエネルギー料金を見直して冬に備えよう

2026年9月の北海道の灯油価格は、前年より1Lあたり20.45円高い水準です。年間2,000L使用する戸建て住宅なら、同じ使用量でも昨年より約40,900円負担が増える試算になります。

灯油の使用量を減らす工夫は必要ですが、北海道の冬では限界があります。灯油代だけを考えるのではなく、プロパンガスや電気を含めた家庭全体のエネルギー料金を見直すことが大切です。

「今のプロパンガス料金は地域の相場と比べて高くないか」「会社を切り替えると年間でいくら変わるのか」と感じたら、まずは現在の請求書や検針票を用意して比較してみましょう。

中和石油では、札幌市を中心にプロパンガス料金や灯油定期配達、電気とのセット契約についてご相談を承っています。現在の利用状況を確認し、ご家庭に合ったプランをご案内します。冬本番を迎える前に、家庭のエネルギー料金を一度見直してみませんか。

>>>中和石油のセット契約

よくある質問

Q.北海道の灯油価格は今後下がりますか?

原油価格、為替、政府の支援策、物流費などによって変動するため、確実な予測はできません。2026年9月時点では前年より16.09%高く、過去最高に近い水準が続いているため、早期に昨年の価格まで下がることを前提にしない家計管理が安心です。

Q.プロパンガス会社を変更すると必ず安くなりますか?

必ず安くなるとは限りません。基本料金、従量単価、設備料金、セット割、契約条件を同じ使用量で比較し、年間総額とサービス内容の両方で判断しましょう。

Q.プロパンガス会社は自由に変更できますか?

持ち家の戸建て住宅では原則として選択できますが、設備貸与契約や解約時の精算条件がある場合があります。賃貸住宅や集合住宅では、大家さんや管理会社への確認が必要です。

参考資料

  • 北海道消費者協会「令和8年9月 灯油・ガソリン・LPガス価格調査結果」
  • 北海道消費者協会「令和7年9月 灯油・ガソリン・LPガス価格調査結果」
  • 北海道経済産業局「北海道における石油製品情報(価格・需給)」
  • 経済産業省「LPガス料金の表示・計上方法に関する新しいルール」

※掲載した価格と試算は2026年9月時点の情報に基づきます。価格や支援制度は変更される場合があります。

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